【モチアガールインタビュー】 第8回 東海光学(株) 女性だけの開発チームリーダー 金川幸子様①
みなさん、こんにちは！
メガネ女子 まのです。
モチアガールについて
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昨日、「マツコの知らない世界」のメガネ特集で、東海光学様のルティーナが紹介されていましたね！
こちら2018年9月に、東海光学様に伺ってインタビューさせていただいたときの記事です。
ルティーナもそうですが、革新的なメガネレンズをどんどん開発されています！
当時の記事を再投稿します！
今回のインタビューは、
女性だけの商品開発チーム
統括リーダー
金川幸子様。
ご同席頂いたのは、
国内営業部 課長
武田欣也様です。
東海光学㈱様は、
眼鏡レンズ専門メーカーとして
研究開発をされている
80年の歴史の会社です。
そのなかでも、
女性だけの開発チームで、開発された
に、マサル産業製の鼻パッドが
付属されています。
このVIVI美美ピンク、
どういった商品で、
どうして開発されたのでしょうか？
なぜ、鼻パッドがわざわざ
別で添付されてるのでしょう？
さっそく金川様に伺っていきましょう！
美美ピンクは、まっピンクですね。
特別なピンクの色が、脳に影響して
この眼鏡をかけているだけで
気持ちがリラックスしたり、
安定してくる
ということですが、
なぜこんなにピンク色なんでしょう？
金川さん
「このピンクの配合が、
自律神経の調整をするので、
青も入っていて、青と赤で
うまく自律神経にアプローチ
するような形になっています。」
心が穏やかになるということは、
疲れがたまってきた
夕方や夜が効果的
ということなんですよね？
金川さん
「ただ、交感神経と
副交感神経両方に作用するので、
すごく疲れてきた人にも、
やる気がない人にも
どっちにも反応してくれて
副交感神経が足りない人にはリラックス、
交感神経が足りない人には
やる気を高めてくれる
ということなんですね。
リラックス効果を強く言っているのは、
現代人は疲れてる人が多いので、
リラックスをうたっているんですが、
整えてちょうどいいところにしてくれる
ということなんです。」
じゃあ、このピンクの濃さが
自律神経を
整えてくれるための
ちょうどいい色ということなんですね！
金川さん
「そうなんです。
これはかなり色の配合に
苦労しましたね。
けっきょく、
ピンクを最初から
狙ったわけではなくて、
いろーんな色で試して作って、
お医者さんに臨床かけてもらって
その中でなおかつ大学の方と一緒に
実験してもらって
編み出したという感じですね。」
まっピンクが慣れてきて、
落ち着いてきたような気がします。
金川さん
「２～３分くらいかけてると
脳がだんだん補正かけて
色が薄れてきて、
リラックスしてくるというものになります。
フレームはつやありのノーマルタイプと
メガネの上からかけられるつやなしと
２種類になります。」
スポーツ用サングラスだと
フレームが湾曲してて、
横からの光も
さえぎるように作られてるものが
多いと思うんですけど、
これは、横からも光が入るんですね。
金川さん
「レンズは紫外線カットになってるので、
明るくても紫外線はガードしてます。」
スポーツ用サングラスは
そこまでのカーブはないですもんね。
金川さん
「これ、紹介すると
『じゃあ、妻にプレゼントで。』
っていう男性多いですよ。
でも、それを奥様に買われたある方が、
『妻がそれをかけてるときは要注意だ』
って言ってますね(笑)」
ああー。
確かにそうかも。
逆にイライラしてるサインですね！笑
開発でのご苦労などはどういったことでしょうか？
金川さん
「すごく苦労したというところでは、
最初に色でなにかを作ると言ったときに、
会社から山もり叩かれまして。（笑）
でも、女性って服でもそうだし、
色によってぜんぜん
気持ちが変わるじゃないですか。
だけど、
「色なんてそんな根拠も根も葉もないもの、なんで作るんだ！」
ってかなり叩かれまして。」
そうなんですね！
男性からしたら、
あやしいもの際まりない、売れるはずがない
という感じだったんでしょうか。
金川さん
「一番最初は、ドイツのほうでは、
医療で光と色を使ってるんですね。
そこで、オーラって
女性はわかる方も多いと思うんですけど、
細胞が私たちは動いてるので、
オーラでどういう光を発してるかを
測る機械があるんですね。
その機械をわざわざ会社に持ってきて、
これでどれだけ効果があるか
検証するって言ったんですね。
そうしたら、
「そんな機械、信用ならない」
と。
次に持ってきたのは、
京都大学で作ってる、
手と足のツボを計測すると
その人の健康状態がわかる
という機械があるんですよ。
それも京都大学が作ってる
ちゃんとしたものだと思うじゃないですか。
みんなで実験してるときは
「おお！すごいな！！」
って喜んでるわりに、
「こんなまがい物、信用ならない」
ってまた叩かれ。
けっきょく、
エビデンスエビデンスっていうので、
科学的根拠を取るのに
色彩心理療法をされている、病院の
お医者さんを探してきたんです。
そうしたら、
「じゃあやってください」
ってなったんです。
それも、このお医者さんを見つけたのは、
たまたま本を読んで、飛びこみで
「協力してもらえませんか？」
って言って、お願いしたっていう。」
共同開発者
春田博之先生 著書▼
すごい行動力ですね！
サングラスって、
かけてるとだんだん忘れてきて
気持ちもなんとなく
落ち着いてるっていうことがあるなとは
感じてたんですけど、
それをすべて立証されてるって
言うのはすごいですね！！
金川さん
「そうですよね。
その、「なんとなく」っていうのを
科学的根拠持ってこいっていうので、
実証したっていうところが
一番苦労したところですね」
女性特有の、感性とアイデアに加え、
科学的根拠がしっかりとあることで、
みんなから信頼されるような
商品になっていることが
よくわかりました！
こちらは、マサル産業製鼻パッドが
後づけで付属されていますが、
この鼻パッドは、やはり大事で
こだわられたところなんですか？
金川さん
「鼻パッドだけでも、探し周りましたね。
色々出ていて、
安いことは安いんですけど、
「うーん、なんか納得できない」
っていうものばかりで。
福井まで行ったんですけど、
なかったんですよ。
これを作る２年くらい前に、
加藤社長の鼻パッドを紹介で聞いていて、
「ああそういえば」
という形で、
お願いしたっていうとこですね。」
わざわざ愛知から福井まで
鼻パッドだけを探しに
探しに行かれたんですか！！
これって最初から
あとづけで考えられてたんですか？
金川さん
「そうですそうです。
やっぱり人によって違いますもんね。
そのままでもいい人もいれば、
顔が違うので、
お好みで合うように
あとづけで入れたいなと思って」
そのちょっとした配慮も、
女性ならではという感じがしますね。
見た目はピンクがきついなと思いますけど
かけてみてわかるよさですよね。
使ってみてわかるよさ、という点では
モチアガールと通じるところがありますね。
金川さん
「今、3500本くらい販売してますけど、
1件も効果がないっていう
クレームは来たことがないんですね。
かけてみて、
やっぱりよさがわかるので、
一人の人は8本くらい買って
みんなに配るんだっていう方も
いらっしゃいましたね。」
男性はどうなんですか？
金川さん
「男性も臨床で効果があるんですよ。
ただ、お家で濃いピンクの眼鏡を
お父さんがかけていても、
なんかあやしいって言われちゃうんで、
女性にって謳ってるんですね。
でも、実験は男性も含めてやってますね。」
へえ！そうなんですね。
このネーミングは
みなさんで考えられたんですか？
金川さん
「この名前は、私に降りてきたものを採用してます。」
降りてきたんですね！！笑
わかりやすいですよね！
金川さん
「今、イオンボディという
東京方面に8店舗あるところで
小売りで扱ってくれてますね。
東急ハンズさんでも、
新宿だけ取り扱いがあります。」
モチアガールも
名古屋のタカシマヤの
東急ハンズ名古屋店以外だと、
東急ハンズ新宿店に入ってるので、
同じですね。
東海光学さんは、歴史ある会社ですが
新しい事もどんどん取り入れられている印象ですね。
この、女性だけの開発チームなど
女性がメインでされている部署などは
金川さんが来られてからなんですか？
金川さん
「そうですね。こういうのは、なかったことですね」
すごい！本当にパワフルですね。
女性ならではの発想の柔らかさと
それを現実的に形にする、
企画力や行動力など、
モチアガールも社長が開発したものなので、
通じる部分がたくさんあるように感じました。
マサル産業 加藤かをり社長
次回は、東海光学様 取材後編
なんと！！
新商品のお話も伺います♪
◆ 東海光学 女性だけの商品開発チーム「女子開」
今回の取材には、杉友メガネ 鈴木雅喜さん（写真右2番目）にもご同行頂きました。
【モチアガールインタビュー】第3回 メガネの杉友 鈴木雅喜さん《前編》
【モチアガールインタビュー】第3回 メガネの杉友 鈴木雅喜さん《後編》
◯ 関連リンク
▽モチアガール®公式ホームページ
▽ビューティー用鼻パッド
▽ビジネス用鼻パッド
www.mochiagirl.com/business.php
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